水晶は万人受けする、馴染み深い天然石です。

『水晶』と一言で言っても、ピンク色やグリーン色、透明度が高かったり、結晶の形やシンキングクリスタルや、虹が入っていたり種類が豊富ですね。

今日は水晶の産地別特徴を解説していきたいと思います。

同じ水晶という鉱物なのに、産地によって特徴が違うんですね。

水晶は世界のどこで採掘されている?

実は水晶は世界中で採掘されているんです。

国産水晶はあるの?

昔は日本でも水晶の採掘がされていて、流通していたようなのですが、現在は商用の採掘をされているところはなく、全て閉山しているようです。

過去には山梨県甲府や栃木県日光、北海道の富良野、石川県・岐阜県中津川市でも水晶は採掘されていました。

もしかするとあなたの身近なところでも水晶を発見することができるかも知れませんね。

商用での採掘は終わっているようですが、山に採掘に行かれる方がいますので未だ水晶はあるようです。

では世界ではどうでしょうか、どこで水晶が採掘されているのか見ていきましょう。

何でも採れる 中国 四川省・貴州省

まずはアジア圏、中国です。

中国のイメージは人口の多さと、雄大な土地ですね。

水晶などの天然石が産出されているか見ていきましょう。

中国は四川省や貴州省産の水晶が有名です。

中国は広いですし、沢山の鉱石が採掘されますので、天然石の宝庫でもあります。

水晶だけでなく、フローライトや瑪瑙などが産出されていますよ。

pasmiiの取引先は自社工場をもっているので、鉱山を買い付けして中国へ運び加工をしているそうです。

天然石の宝庫!スリランカ

『東方見聞録』で有名なマルコポーロも13世紀にスリランカに立ち寄った際にスリランカ産の宝石を絶賛したとか!

スリランカも水晶をはじめとした、天然石の産地です。

ダイヤモンド以外は採掘できると言われており、多種の天然石が産出されています。

「(出典:いい旅スリランカより引用)」

『ローズクォーツマウンテン』というピンクの水晶で覆われた山もあるようです!

なんとも興味深いですね、恋愛運がアップしそうです。(笑)

オパールだけじゃない!オーストラリア

やってきました南半球!

私もオーストラリアに住んでいたことがあるのです。

その当時オパールがとても有名と聞いていたので、オーストラリア=オパールと思っていました。

そんなオーストラリアも水晶の産地なんですね。

産出量が少ない為か日本国内では見かけることが少ない様です。

世界一の水晶産出国ブラジル

ブラジルは鉱物大国なのですが、世界一の水晶産出国です。

Pasmiiの水晶もブラジル産を取り扱っていますが、こだわりは透明度と虹です。

氷のように透き通った水晶も魅力ですね。

自然豊かなマダガスカル島

インド洋西部に浮かぶマダガスカル島、自然豊かなイメージが湧きますね!

マダガスカル産の水晶は品質が高いことでも有名です。

また、ピンク水晶など鉄物を含んだ水晶が採掘されています。

まるで宝石!アメリカ アーカンソー州産

はじめてアーカンソー州産の水晶に出会った時、心を奪われました。

アメリカでも沢山の鉱物が採掘されていますが、ハーキマーダイヤモンドやターコイズが有名ではないでしょうか。

みんな大好きヒマラヤ産

ヒマラヤは国ではありませんが、5つの国をまたがる巨大な山脈ですね。

ヒマラヤ山脈(ヒマラヤさんみゃく、Himalayan Range)は、アジア山脈で、地球上でもっとも標高の高い地域である。

単にヒマラヤということもある。

ヒマラヤは、インド亜大陸チベット高原を隔てている無数の山脈から構成される巨大な山脈である。

西はパキスタン北部インダス川上流域から、東はブラマプトラ川大屈曲部まで続き、ブータン中国インドネパール、パキスタンの5つの国にまたがる。

Wikipedia

上記の通りヒマラヤ産でも広い地域で産出されるため、場所によって個性があります。

産地別の特徴を解説

世界各地で水晶が産出されているんですね。

続いて特徴を説明していきましょう。

高い品質ブラジル産

ブラジルの産地といえば、ミナスジェライス産やトマスゴンサガ産でしょうか。

ブラジル産の水晶は結晶が太く、透明度が高く品質が良い事が挙げられます。

虹が入った水晶は透明度が高い水晶に映えますね。

産出量が多いため、ご希望に沿う水晶に出会えるかも知れませんよ。

不動の人気ヒマラヤ産

圧倒的に人気があるのは、ヒマラヤ産の水晶です。

ヒマラヤ産と一口で言っても様々な鉱山があります。

5つの国に跨る大きな山脈ですからね。

浄化力が強く不動の人気マニカラン産です。

鉄分を含んだピンク色の水晶などが産出されています。

パワーストーンが好きな方には知名度の高さから、ピンク水晶はマニカランと代名詞のようになっていますね。

マニカラン水晶の産地は、5,000メートル級の山々に囲まれたインド北部に位置しています。

パールヴァティ渓谷はヒンドゥー教の三大最高神の一人、シバ神の妻『パールヴァティ』の名前が付けられた渓谷です。

マニカラン村はヒンドゥー教の聖地ともされており、温泉地でもあります。

マニカラン水晶がピンクなのは、土壌に含まれる鉄分により色づいています。

全てのマニカランがピンクではないんです、また他の鉱山でも鉄分を含んだものは赤やピンク色の水晶が採掘されます。

マニカラン水晶はエネルギーが強いと言われており、人気です。

ヒマラヤ産水晶はマニカラン以外いも、ガーネッシュヒマール産やクル渓谷も人気です。

心を奪われるアーカンソー州産

初めて心を奪われたのはアーカンソー州産のクラスターでした。

ショーケースに飾られた古びた天然石屋で目にしたとき、驚く金額と美しさに何度も往復したほどでした。

水晶クラスターの中でも、不純物が少なく透明感が高く、形が良い事で

『世界一美しいクラスター』

と呼ばれているほどです。

アーカンソー州は地球の磁心に位置し、強力なエネルギーを受けていると言われています。

良質な水晶は向こう側がはっきり見える透明度で、ため息が出るほど美しいです。

ポイントの形状はシャープで鋭いシルエットのものが多く見られます。

可憐な中国産

中国産水晶の特徴はその可憐な細い針山のような水晶ポイントです。

品質の良い物は、透明度も高くブラジル産にも引けを取りません。

四川省水晶はヒマラヤ産に比べて採掘する場所が多い事から市場では安価で見かける傾向にあります。

しかし、昨今環境保護の観点から、中国政府が規制を強める傾向がありますので、早めにお迎えされるのが良いかもしれませんね。

まとめ

いかがだったでしょうか?世界の水晶産出国や特徴を説明していきました。

エネルギーが強いとされているのはヒマラヤ産で不動の人気ではありますが、透明度を求める場合はブラジル産や中国産が良いと思います。

パワーストーンの選び方は【これぞ決定版‼】パワーストーンの選び方をご参照ください。

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